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北京留学中のいろいろ 写真と文


by korofil
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中国・八卦村

中国・八卦村_d0004373_3205652.jpg
今年の旧正月の休みに、浙江省の「八卦村」という所に行った。
浙江省の出身のクラスメイトの案内で。
「八卦」とは、いわゆる占い。割り箸みたいな棒をガラガラガラ~ってやる例の占いだ。
で、「八卦村」というのは、その名の通り八卦に基づいて設計された珍しい村。


中国・八卦村_d0004373_003475.jpg
ちょっと小高いところから村を見渡すと、中心に太極模様のため池があり、そこから放射線状に8本の道が外に向かってのびている、これを内八卦と呼び、村を囲むように鎮座する8つの小山を外八卦と呼ぶらしい。しかも設計したのが、三国志で有名な、かの諸葛亮(諸葛孔明)27代目の末裔。だから八卦村は諸葛孔明末裔の一大居住区としても、とても有名な村なのだ。




中国・八卦村_d0004373_054371.jpg
私が訪れたときは、ちょうど大晦日で、村人たちが至るところでニワトリを捌いたり野菜を洗ったり洗濯をしたりと年越しの準備で大忙しだった。普段は観光客がたくさん訪れるらしいんだけど、観光客一人いやしない。


村を案内してくれるガイドさんも大晦日にガイドかよ、というような感じがプンプン漂っていた。

天気はあいにく雨だったけど、この村ではすごくそれがいい感じだった。


中国・八卦村_d0004373_23591591.jpg

ところが、実はこの時38℃くらいの熱があって結構フラフラ。
毎日毎日、中国人特有の接待責めに遭い、体がすっかり悲鳴を上げていたのだと思う。
でも、せっかく楽しませてくれようとしてる友達に具合が悪いから帰ろうとも言えず…
がその日の午後、医者をしているというその子のお母さんに会ったところ
「具合悪いんじゃないの」
とすぐ見抜かれてしまった。さすが…


中国・八卦村_d0004373_013010.jpg


今度は体調がいいときにまた行けたらいいなあ。
ほんといい感じのところだからオススメ。
# by korofil | 2005-03-31 20:18 | 旅行
学生結婚、ようやく解禁へ=教育省が管理規定改正-中国
中国で禁止されていた大学生の結婚が9月から解禁される。大学生などを対象にした管理規定を教育省が15年ぶりに改正、結婚・出産の禁止条項を削除したためで、30日の中国各紙が伝えた。
 中国の婚姻法は、男性は22歳以上、女性は20歳以上を結婚可能な年齢としている。しかし、これまでの管理規定では、学生の結婚・出産は退学処分の対象となることが明記されていた。 
~yahooニュースより~

中国は性について表向きはとても消極的である。
しかし、実情はちょっと違う。
クラスメートの女子たちは、こっちが恥ずかしくなるくらいハードな下ネタを連発し
盛り上がっている。1年生の頃には20人のクラスの中で3組もカップルができた。
彼らは授業中でも構わずいちゃいちゃしていて隙さえあれば公然とキスさえする。
(半年もしないうちに全員別れた)

先生と生徒の恋愛ももちろんある。
ある先生と生徒が恋に落ちた。
ところが先生は既婚者だった。
いわゆる不倫である。
その後先生は奥さんと別れた。
今でもその2人はつきあってるらしいが、ここ中国で生徒との恋愛が許されるはずがないのに
周知の事実なのだ。

中国、ついに学生結婚解禁_d0004373_21255661.jpg
クラスには、中学から今まで3回の堕胎経験を持つ子もいる。
事実、町中には婦人病院が溢れ、「朗報!「あのイヤな堕胎手術がたった3分」
という内容の広告がバスや地下鉄を賑わしている。

中国の薬局には24時間openのところも結構多い。
理由は性交後、妊娠したかもしれないという女性が駆け込むためだという。
中国には「性交前避妊」という考え方以外に、「性交後の避妊」という考え方
があり、「やっべー!」と思ったら、「性交後24時間以内に飲めば妊娠しない薬」さえ飲めばOKなのだ。そんなのたぶん体に良くないと思う。




中国、ついに学生結婚解禁_d0004373_2144418.jpg

中学生や高校生も例外ではない。
町中で平気でキスしまくっている。
フレンチなキスだったらまだ許す。
彼らのそれはめちゃめちゃ濃厚なのだ。
ホント最初は気になってしょうがなかったけど、
最近はすっかり北京の風景として見慣れた。
周りの中国人もそんなキスシーンに目もくれない。
こないだはおばさんと高校生らしき男の子が木陰で超ディープなキスをかましていた。

住んでいるマンションの非常階段に使用済みのコンドームが落ちていたこともある。
正式なラブホテルがない中国では野外sexは珍しいことではないらしい。

「成人保健」という名の大人のおもちゃやさんもそこかしこにある。
ちらっとのぞくとバイブとかがガラスケースのなかに鎮座している。

これでも中国では性に対して消極的といえるのか、つくづく疑問である。
# by korofil | 2005-03-30 21:52 | 中国のニュース

后海

后海_d0004373_119403.jpg后海_d0004373_1203195.jpg
最近すっかり暖かくなってきた。
今日なんか最高気温20℃近くまであった。
つい先週まで5℃くらい迄しかなかったのに…
北京は春がない。

←半月前まで凍っていた后海の氷も今はすっかり溶けた。
いつの間にかスケート屋さんも姿を消していいる。
もう間もなくするとボートの季節だ。
今が后海が一番静かに佇む季節なのかもしれない。→
# by korofil | 2005-03-29 01:26 | 生活雑感

北京オリンピック

こないだ前髪だけ残した髪形は物心つく前のコドモがしてるって言ったけど、訂正。
タクシーの運転手さん。
北京オリンピック_d0004373_19495951.jpg
「クールだろ?」って得意げに運転してた。
ちなみにこの車は先週買ったばっかりらしい。よく見るとまだビニールが付いてるでしょ。

北京は2008年のオリンピックに向けてタクシーを全部このタイプ
(ヒュンダイのソナタ)にする予定で、あの悪名高き北京の深紅のボロタクシー
[1.2元(15円位)/km]は姿を消すという。
最近はタクシーに乗る時はやっぱり新しいのがいい!って思う一方、
間もなくなくなるボロタクシーに愛着を感じてきている。

去年空港に行く時にもいつもの1.2元タクシーに乗った。
空港高速道路に入ると運転手さんが
「ちょっと急ぐから窓閉めて!」という。
言われるままに、手動のレバーをぐるぐる回して閉める。
いよいよスピードが上がる。
アクセルはベタ踏み。
が、どんどんどんどん抜かされる。
閉めた窓がバタバタとすごい音を立てている。
ドリフのコントみたいにこのまま車が空港に着く前にバラバラに
なりそうな不安を感じた。

こんなこともう無くなるのかと思うと微妙に寂しい。

北京は毎日ちょっとずつ、そしてめまぐるしく変わっている。

今度タクシーに乗るときは1.2元タクシーに乗ろうと思う。
# by korofil | 2005-03-28 19:48 | 生活雑感
最近犯罪ドキュメンタリーがおもしろい。
こうして書いてる間にも「開網」という番組がCCTV(中国中央電視台)で放送している。
モザイクはずれまくり。
手錠はおろか足枷も丸映し。
被害者の死体や加害者のインタビュー、追跡映像、逮捕の瞬間‥‥
結構骨太な番組が多い。

そうそうこないだ胡同(北京の昔ながらの横丁)を歩いてると、前から男たちが
絡み合いながら来るなあって見てたら、すれ違った直後に振り返ると
絡み合っている男たちの中心にしっかり手錠をはめられて引きずられながら歩く男が!

見せしめ、さらし者的意味も含めて中国ではこんなことはよくある。

でも日本だったら犯罪者と警察ってなんとなく見てわかるのに、
中国だとどれが犯人で警察わかんない。
みんな犯人っぽいんだよね。
# by korofil | 2005-03-24 19:33 | tv・映画